2022.11.02
『できたらやって』の効果とは?
こんにちは
能美市ピアノ教室、
いしくらピアノ教室です。
生徒さんに宿題を出す時に、
『できたら(次も)やってきてね』
と言う時があります。
例、13番14番は宿題で、15番はできたら。
先日の記事で、
『宿題を少なくして欲しいに応えるか』
を参考にしてもらって、
例えばAさん、 Bさん、に言う場合、
Aさんは、決められた宿題の量に対して、
全力を尽くして練習し、
宿題の13番14番に100パーセントを使う
ので、
『余力がない』
んです。
(悪い意味ではない、Aさんは完成度が
高いので、苦手と向き合い丁寧に練習
しているのが演奏で分かる)
対して Bさんは、、
曲によっては前に弾いた曲と似ていたり、
弾きやすかったり、短い曲とか好きな曲だと、
宿題の曲をなめらかに弾いてきます。
そうすると、まだ練習できる時間や
やる気が残っている、
『余力』があるんです。
この『余力』があるのに、
なかなか甘えてしまうのが
子ども、です。
もし次の曲弾けたら弾いてきて?^^
弾けたらでいいから!
先手を打って、
軽く一言、言っておきます。
できたら、、なので、
できなかった時に、
あなたは余力があったはずなのに、
なんでやらなかったの?!
とは決して叱りません。
そうすると、
Bタイプの半数強くらい、は、
次の曲、15番を弾いてきてくれます。
(片手、でも嬉しい‼️)
この『もうプラスワン』
があるかないかで、
1年で何曲の差(弾けるようになった曲)
ができると考えますか?
実際にデータをとっていませんが、
感覚的にはプラス10曲から12曲くらいは、
進度が違うと思います。
細かい事は積み重なっていって、
後から差がでてきます。
子どもの性格にもよりますが、
『できたらやって』
を上手に使って、
最大限で伸ばしてあげたいな、と
思います^^
先生も練習中♪
次回は先生の練習って何してる?
にしようかな!