2021.01.26
曲の難易度って何で決まる?
こんにちは。
能美市のピアノ教室、いしくらピアノ教室です。
最近ではネットで簡単に欲しい曲の楽譜を購入できるようになりました。
まさに欲しいその1曲だけ、から購入できるのって嬉しい!
少しだけ演奏の動画もあったりして、とても参考になります。
そんな時に、よく【初級】【中級】【上級】
と、レベルが分けられてあります。
そもそも、どんな差、なのでしょうか。
まずは①音の数、です。
少ないより多い方が難易度が上がります。
1つの音より、2つ.3つの和音の方が弾く時には難しくなりますから。
②音の幅、音域が狭いか広いか、
音の幅が広いと音に厚みがでて重厚感が増してかっこよくなります。ただ、その分、次の音への着地が難しくなります。
③リズム
リズムが細かく複雑な方が弾くのは難しくなります。右手と左手で違う動きをするので、楽譜がほんとにパズル、設計図に見えてきます。
④曲のテンポが速いか遅いか、
速い曲を弾く方が難しいです。次の次の次、、くらいまで音の動きを楽譜から目で追っていないと対応出來ません、大きなまとまり、で見ます。速い曲はある程度音を覚えて、
⑤曲の調による、
同じ曲でも、ハ長調、ト長調、ホ長調でそれぞれ書かれた楽譜があるとします。
どの調で弾いても、同じように聴こえるんですが、
もし、習いはじめの生徒さんに、どれかを選ぶとしたら、迷わずハ長調の楽譜なんです。
ハ→ト→ホ、の順で難しくなります。
これは、その調のもつ音階やコード、和音が弾きやすいか、によります。
よく、簡単バージョンにすると、原曲と調が変わって、なんだか、あれ?となる事も。
簡単になるけど、な〜んか違う、、
調が変わると、なんか違う、なんか変?となります。それは、その調の持つニュアンス、世界、カラーが変わってしまうからです。
ちょっと脱線してしまいましたが、弾きやすい調かどうか、も一つ目安です。
①②③④⑤より、総合的に判断してレベルが決まります。
レベルはあくまでも目安です、
自分に合ったところを選ぶのも良し、
ちょっと頑張って難しいのに挑戦してみたいのも良し、
自由に選んで弾いて楽しみたいですね。
ちなみに私は【上級】を選んでます。
弾いてみるとわかるんですが、
弾きやすい上級、と弾きにくい上級、があります。
あくまでも目安、ということ。
曲によって違うし、弾く側の技量もやはり無関係ではないかも。
色々なところ見てます^^
もしシャープ5つなら、5つ目のラ、が落としがちに。ラ、に集中!