2020.05.29
歌が下手は〇と〇を鍛える
こんにちは。
能美市のピアノ教室、いしくらピアノ教室です。
やんわりと表現しましたが、つまり、、
音痴、
という事です、はは。
音痴の方は歌を100回歌ったら直るのでしょうか。
確かに、1回目より100回目の方が改善されて良いかもしれませんが、
このやり方は、根本的な解決にはなりません。
そもそも音痴って、どういう事でしょうか。
これは、正しい音程になっていない、正しい音程をとれない、事です。
それで、
カラオケに行っていっぱい歌えば上手くなる!
とカラオケへ行くかもしれません。
回数を増やせば、その曲はだんだん慣れてくるので上手くなった気がします。
では、違う曲を歌ったら?
音痴を直すには、まず声ではなく、
耳
を鍛えていきます。
音程が合っている、いない、の判断をするのは聴く耳です。
耳が正しい判断ができないと、直しようがありません。
それで、音階、を聞いてもらいます。
ドレミファソラシド〜♪
何度もきく。
弾きながら一緒に歌う、何度も。
この音の階段をよく聞いて、上がり具合、ドからレへの上がり幅を体感します。
その後、ドレミファソラシド〜♪と歌ってみます。弾かないで、声だけ。
最後の、高いド、を歌った時に、鍵盤で弾いてみます。
どうですか?その音と声は合っていますか?
始まりの音を変えます。
レからスタート、レから高いレまでの階段、
ファとドにはシャープ#をつけた階段、
二長調の階段にします。
次はミからスタート、、、
このように色々な音からスタートの階段、
色々な調でやってみます。
そうすると、だんだん音程が理解できます。
次は歌を練習します。
取りにくい音程やリズムはどこか、離れた音へ飛ぶ時に音程は正しいか。
歌いながら手を使ったりもします。音程の幅を意識させる為です。
このように、
耳と声、の両輪で鍛えていかないと、違う曲になると、やっぱり音が外れます。
熱唱してるわりに、音程がイマイチ、、
だと、ちょっと惜しいので(^^;)
ぜひぜひ、やってみて欲しいですね。