2020.05.28
拍の表裏とは
こんにちは。
能美市のピアノ教室、
いしくらピアノ教室です。
突然ですが、
ちょっと試してみてください。
『1と2と3と4と』
と、同じ速さで声に出しながら、
数字の所で手を叩いてみましょう。
パチパチパチパチ(4回)
では、次にこれはどうですか?
『と』の所で叩きます。
(この時、数字の所は叩きません)
さあ、この2パターンをやってみて、
どちらがやりにくい、難しいでしょうか❓
ほとんど、8割か9割の方はきっと、
『と』の方だと思います。
これは【裏拍】うらはく、と言い、
拍の裏になる方、
つまり今の場合は『と』にあたる方になる。
ちなみに、
数字の方はその逆で【表拍】と言う。
この、裏、で合わせるのが、
ま〜難しい‼️(*_*)
ずっと同じパターンならともかく、
突然の裏拍の登場には、さすがに構えて、
くるぞ〜くるぞ〜‼️
とタイミングを見計らっていないと、
まんまとそのワナに引っかかってしまうんです。
1と2と3と4と、1と2と….を
繰り返してしばらく言って
(4ずつ)表拍と裏拍を叩くのを
交互にやってみてください。
あんまり遅くはダメで、
早歩き、くらいの速さで。
あ、ありゃ?!
フフフ、ほら、
裏から表になる時が、連続になるんですよ❗️
おわかりでしょうか。
歌手の曲やポピュラー音楽になると、
かっこよくなるために、左手の伴奏に裏拍があり、タイミングが難しいのです。
下手すると、
クラシック音楽より難しいように感じます、
リズムのせいで。
先生、次この曲やりたい〜、
と生徒さんが楽譜をもってきた時に、
ちょっと楽譜を見るまでは
判断できない時もあります。
曲自体は簡単な感じだけど、
リズムがね〜、
でもこのリズムじゃないと雰囲気が出ない、
こういう時は、
いくつか提案したり、方法を教えたりします。
ほんと、歌手の曲、ポピュラー音楽って、
意外と難しい、
なめたらあかん〜!
です。