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レッスンダイアリー Lesson Diary

ピアノは〇年?その3

こんにちは。

 

能美市のピアノ教室、

いしくらピアノ教室です。

 

 

 

前回の続きになりますが、

エビングハウスの忘却曲線

 

と照らし合せて考えてみたいと思います。

 

 

 

人間の記憶は、

時間が経過すると

少しずつ忘れていきます

 

 

 

初めは100点のテストが、

(復習無しで)1か月後に同じテストをすると、

90点になっていくように、

 

 

覚えてから時間が長く経過すると、

記憶が曖昧になっていきます。

 

(詳しくは様々な研究結果に

記載されています。)

 

 

ただし、

間を長くあけずに復習をすると

100に近づいていく。

 

 

 

この事から、

 

まずはピアノをやめてからのブランクの

時間が短い方が、

 

 

より以前の状態に近づいていけるので、

①と③は戻りやすいです。

 

 

 

ただ、この①と③は、

ピアノを5年続けたか10年続けたか、

 

 

に違いがあるので、

それぞれ辞めた時を100、としましたが、、、

実はここがポイントです!

 

 

 

100は100でも、同じ100、ではありません!

こう考えてみてください。

『単位が違う』と。

 

 

 

例えば、100センチと100メートル、

のように。

 

 

もし時間にするなら、

100時間と1000時間のような具合に。

 

そして、

①よりも③の方が5年も長く続けている分、

忘却曲線の下がり方が緩やかになります。

 

 

コツコツ積み重ねてきた知識や

指の動きがしっかり定着していて、

“忘れにくくなっている”んです。

 

 

【忘れにくく、定着している分戻りやすい】

 

つまり、

一番弾ける順番としては③④①②となり、

さらに④と①の間にはかなりの差があることになります。

 

 

①の80と④の80は違うように、そもそも比較が難しいのですが、考え方として例にしました。

 

 

 

つまり、

ピアノは10年!(あくまでも目安、

15年という先生も)続ければ、

 

ある程度の知識、技術は身につき、

辞めて多少ブランクがあっても、

きっとまた楽しめるくらいにはなっている、

 

と言えます。

 

 

だから、

昔習っていたけれど今は弾けない、

 

は、あるある、なのです。

 

 

剣道、柔道、花道、茶道、、のように

「道」がつく習い事は、

本当に道のように長く習って、

その真髄を極めるまで長く習っていけますし、

子どもから大人まで習っていますね。

 

 

 

ピアノ道、とはいいませんが、

5年で辞めると技術の”貯金”が少なく、

忘却曲線にのまれてしまいます(T-T)!

 

 

あら〜!せっかく習ったのに、

あっと言う間に忘れるなんて、

もったいない!!

 

 

 

10年は、色々な人生の節目があります。

なかなか続けるのは難しいこともありますが、

細くても長〜く、

 

 

が楽しむコツですね(*^_^*)

 

 

 

ピアノは〇年?その2
台風、心配です(>_<)

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