2022.11.21
楽しい曲を”楽しく”弾くのはなぜか?
こんにちは
能美市ピアノ教室、
いしくらピアノ教室です。
さて、今回は、
明るく楽しい曲を、
楽しい気持ちで弾く、のはなぜか?
について。
皆さんはどう考えますか?
そもそも、
明るい曲なんだから、明るい気持ちで
弾くのは当たり前じゃないか、
は〜!
全く、その通りです。
曲に気持ちを添わせて弾く、
のは大事です。
でも、明るい曲をくらい気持ちで弾く
事もできます。
ちぐはぐ、ですが。
実はコレ、
すご〜く理にかなってるんです。
なぜか?!
①明るい曲を明るい気持ちで弾く、
のと、
②明るい曲をくらい気持ちで弾く、
は”気持ち”以外で違うのは
何でしょうか。
まずは、明るい曲には
どんな音を目指すかというと、
はい、明るい音、
ですね。
では明るい音はどうやったら出せるか?
ここから本題に入っていきます。
テクニック的な話。
①明るい音を出すには、
腕の使い方、動きがポイントです。
手、指先にかけた『重み』を
手首に伝わらせて、腕で重みを抜く、
腕の動きで重みが分散し、抜かれて、
始めにかけた『重み』が軽くなり、
軽さのあるタッチで
明るい音になります。
明るい気持ちの時は、
ウキウキ、ワクワク、と
自然と腕が上がりぎみに。
それが演奏では音色も変えて
いきます。
②の、くらい気持ちだと、
『重み』が手首に下に伝わり、
深い重たい音になるんです。
ず〜ん…
このように、
重みのかけ方、手首や腕の使い方で
音色が変わるので、
明るい曲を明るい気持ちで弾くと
良い、
誰が言ったか分かりませんが、
ほんとにその通り‼️
子どもの頃は先生に言われるがままで、
そうなんだ、、、(・ω・)
(特に考えてない)
と疑問も持たずにいたけど、
指導する立場になり、
色々つながっていると実感。
いや〜深かった‼️
私も生徒さんに言いますよ。
でも細かいところまで言いません。
『曲に相応しい音を出すために、
手首や腕の使い方、重みのかけ方、
移動を加減して弾いてね』
だと、逆に伝わりにくい!
きっと生徒さんは、
『…?(わかったような、わからんような?)』
です。
シンプルに。
『明るく楽しい曲だから、
そんな気持ちで弾こう!』^^
全部言われて学ぶのではなく、
違いを実感して気付いて欲しい、
それも考える学び。
どんな音を狙っているか想像して
みてください^^
手首と腕の使い方がポイント‼️
ここからどの方向へ狙うか?どこへ行く?
音の行き先を確認します。
“学べば学ぶほど、
音楽は深く広い世界だと分かり、
それが楽しい”
…いしくら先生
はは、
ちょっとカッコつけました〜(*゚∀゚*)
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