2022.11.17
“弾かない”練習とは?
こんにちは
能美市ピアノ教室、
いしくらピアノ教室です。
ピアノの練習方法は、
たくさんありますが、
ちょっと変わったのだと、
まずは、
『鍵盤を使わない』
という練習。
え?ピアノの練習って、
弾かないでできるの?( ゚д゚)
できるんです。
だから、出先でも旅行中でも
できる事はあるんです。
①鍵盤の蓋の上で弾く、
こうやると、どんな風に聴こえると
思いますか?
カタカタ、、、
指先の動きで、叩く音がします。
指を変えてみます。
薬指、小指、薬指、小指、、と交互に。
こうやって鳴らした音が、
どんな大きさで聴こえるか?です。
『聴こえる音の大きさ』
に注目しています。
実際に鍵盤で弾いてしまうと、
ピアノの音、で聴こえるので、
分かりにくくなります。
指だけの力加減を見極めたい、
時にする練習で、
ピアノの音程をつけずに、
指先だけのタッチ、に
耳をすませます。
②メロディ(右手)を歌う、
まずはドレミで歌ってみます。
スラスラ歌えるかな?
(まずは1小節から。分けて練習)
ピアノは
『歌えないと弾けない』
んです。
逆で言うと、
『歌えたら弾ける』です。
まずはドレミでも、ラララ、でも
歌ってみましょう。
どんどん曲の流れがわかるように。
※普通の曲でも、
バッハのインベンションなどをする時も、
左手はピアノを弾いて、
右手をドレミで歌う、
という練習もします。
慣れるまでは、頭の中が
こんがらがってました笑
弾いてる音に歌がつられてしまうので、
思っているより難しい‼️
③リズムうち、
鍵盤の蓋でも、太もも、でも
いいので、楽譜の音符を見ながら、
左右の手でリズム通り叩きます。
両手合うところ、両手合わないところ、
右手だけのところ、、、
目で楽譜を追いながら、
繰り返しやります。
上下の音符のリズムが体感できます。
④お手本を聴く、
聴いて分かる(閃く)ことが
あります。
お手本になる演奏には、
ヒントが沢山あるので、
ぜひ”盗んで”欲しいです。
他にも、
楽譜に気をつける事を書き込む、
楽譜を書き写す、
などありますよ。
小さい子はのばす数を〇で書いて、
理解しているか確認しながら。
それぞれが効果的な練習なので、
必要なところでは、
じっくり向き合って練習しましょう。
練習を工夫するのは
上達の鍵、ですから‼️(゚∀゚)
机の上でもできるって事!
ぜひやってみてねー!^^