2020.11.20
先生は楽譜のどこを見てる?
こんにちは。
能美市のピアノ教室、いしくらピアノです。
さて、レッスンでの事です。
生徒さんは初めて弾く曲なので、初見で弾いていました。私も初めての曲です。
両手は難しそうなので、片手ずつ弾いてもらい、
次回は両手で合わせてみてね、と宿題に。
どんな感じの曲かイメージさせるために、少し両手で弾いてきかせました。
こんな感じやね、どう?つかめた?
はい、って言うか、、先生ってどこ見てるんですか⁈
初めての曲なのに、もう弾けるってすごすぎなんですけど!(°▽°)
え?どこを見てるかって?
そんな事聞かれた事なかったわ、、?!
答えは、全体的、でしょうか。
両手で弾くので楽譜は二段になっている(大譜表)
のですが、初めからその二段をまとめて見ています。上下の二段は連動していますから。
楽譜を見ることで、音符の高低や幅の距離感でリズムの長さや手の位置が分かります。
(その他は拍子、調号、速度、メロディの作り、強弱、などから曲想をつかみます。)
なんて、得意気に言ってますが、
私も子どもの頃は譜読みに苦労してましたよ!
音は読めるけど、リズムがわからない、リズムに合わせて弾けない、
新しい曲では毎回この壁に当たります。
ひーひー言いながら、必死に読んでいて。
やっぱり数はこなさないと、慣れません。
数をこなしていく事で経験値が増えます。
経験が積み重なっていくと、
あれ?これ、前に弾いたのに似てる?
という事もあります。気づき、が増えていきます。
似てると気がつくと、弾きやすくなったり。
両手に苦手意識を持たないように、
今は導入期の小さなお子さんも二段の楽譜からスタートしていきます。
楽譜を見ながら弾く、、
どっちの手で弾く?
全て答えは楽譜にあります。^^
楽譜と仲良し、になりまっし〜❣️