2020.11.10
バランスの悪い自転車に乗るようなもの
こんにちは。
能美市のピアノ教室、いしくらピアノ教室です。
寒くなりましたね。肌が乾燥してきます。この時期から手荒れがひどくなるので、ピアノを弾く身としてはつらい!予防やケアは大事ですね。
さて、思うように身体を動かせない、事があります。
自分では思った通りやってるつもりだけど、撮って見ると出来ていない、
あれ?なんで?こんなはずじゃ…
真っ直ぐに立ち、両腕を水平にして、身体をTの字にする、とします。
腕の上げる角度など、水平をイメージしてやります。
その後、鏡や撮って自分の姿を見たら…
どうでしょうか。
キレイなTの字、なってますか?
両腕の角度、前後のねじれ、ありませんか?
身体はくせなどの生活習慣や利き手、好きな方向、などで左右に少し差はあるものです。歪み、がでます。それによって、さらに筋肉のつき方も変わったりして、身体の左右は同じではありません。
左右で同じ事をする、は、実は左右の使い方や力のかけ方は同じでない。それをコントロールして調整します。
ピアノを習い始めの小さな生徒さんは、
まるでバランスの悪い自転車に乗るようなものです。
自分の指がまだ上手くコントロールできず、1本1本の指が独立して動かせないので、他の指もつられてついてきてしまったり。
それがスタートです。
その後、どうなるか…?
だんだん指が動きやすくなります。コントロールできてきます。乗ってる人も身体の成長もあり、力もついてきて勉強していきます。自転車のくせ、が分かるようになります。そうなると自転車を乗りこなしていく。
あ〜自分はここがやりにくいのか、
私はここは得意だ!
小さな子が不安定な自転車に乗っていたのが、
だんだん変化していき、
成長した子が安定感のある自転車に乗るように
なっていく、んです。子どもも自転車も変わっていくと言う事。
自分の身体、特に指先をコントロールするって実は簡単ではありません。
指や耳、目も使って、それこそ
“全集中”してます^^
練習していたら、頑張ってね、いいね、の励ましが嬉しいので、ぜひ声かけてほしいですね。