2020.07.10
平均点を上げる、整える
こんにちは。
能美市のピアノ教室、いしくらピアノ教室です。
ピアノの演奏を、5回するとします。
一人で同じ曲を連続5回。
曲と曲には、少し、5分から10分くらい、間を空けます。
さて、一番上手に弾けるのは、何回目の演奏でしょうか。
変な質問です。
だってそんなこと、わかるわけない(・∀・)
逆に、こう言いましょう。
『必ず後の方が上手く弾ける、は違う』
5回目の方が1回目より絶対に良い、
弾けば弾くほど良いはず、
だと、5回目がベスト、に思われますが、
私たちは人間で、指は動かしていると疲労してきます。疲れてきて動きづらくなります。
指にも、体力があります。そして、弾けば消耗して減っていきます。
だから、5回目がベスト、はハテナ❓です。
じゃあ、1回目が良いか?
そうともいえない。
う〜ん、実はこの質問の答えは、
分からない、です。
1回目だと、指の動きが悪いかもしれないし、
5回目だと疲れているかもしれない、
1回目は集中できた、できなかった、けど、
次はできた、できなかった、、
発表会など、人前で演奏するときは、
1回目から5回目、いつ弾いてもしっかり弾けていたい。
だから、振れ幅が少なく平均点を上げていく、ことが大事です。
1回目から5回目までを、数字で表してみると、
①90、70、50、60、80、合計350、
②72、71、69、70、68、合計350、
この2パターンだと、両方平均が70になるけど、
①は最大値と最下位の幅が40、もあり、演奏にムラがあると分かります。上手くいく時もあれば、そうでない時も。
②だと、割と安定していると分かります。理想的です。
(数字は目安です)
いつでも、どんな時でも安定した演奏になるように、整えていきます。
心を整えていくように、、