2020.06.15
泣きながら練習するっていいの?
こんにちは。
能美市のピアノ教室、
いしくらピアノ教室です。
お悩み相談です。
生徒さんのお母さんからでした。
苦手な所を練習するのが嫌で、
苦痛に感じるのか
半泣きになりながら練習しています、
と。
このままでいいでしょうか?
どうしたらいいのでしょうか?
お母さんの心配が
よく伝わってきます。
どうにかしてあげたい、
何かできるのでは、
親はどうすれば良いでしょうか、
あたたかい優しい気持ち、
..愛を感じます。
私はその生徒さんの気持ちが、
よ〜く分かります。
私もそうでしたから‼️
さて、
ここで対応としては2パターン、
あります。
①かわいそうだから、
苦手な所は練習しなくていいよ、
と言って、無理にさせない。
→止める
②苦手な所は泣くほど嫌だけど、
今は辛抱して練習を続けてもらう。
→継続
※発表会に向けての話で、
発表会用の曲のことです。
言わずもがな、でしょうか。
①だと、後々どうなる事が予想されますか?
その子は1曲を通して演奏できるでしょうか。
②だとどうなりますか?
泣くほど練習したら、きっと少しずつ
変化していっていると予想できます。
泣くとかわいそうに思えてしまうし、
助けたい、押しつけているのでは、、
と、逆に感じてしまいますが、
泣きながら練習、、
実はよくあります。
今、その子は自分の苦手と
正面から向き合って戦っているんです。
苦しくて思わず逃げ出したくなるくらい、
強い相手に。
助けたいなら見守りましょう。
泣くくらいなら練習止めれば?
など言わず、
きっと、何かふに落ちた時、
ちょっと出来るようになった時、
疲れた時、
には、自分で区切りにできます。
今、頑張っているところ❣️
なんです。
好きになるには嫌いな事もあり、
それも含めて、好き、になります。
私も生徒の頃、
ピアノは好きだけど、嫌い、
と、何とも矛盾した考えでした。
初めは弾けなくて嫌い、が多いのですが、
だんだん弾けるところと弾けないところの
割合が変化していって、
弾けるところが多くなると、
だんだん好き、になってきます。
習い始めから、
小さな山をコツコツ登ってきました。
だんだん山も大きくなり、
簡単には登れません。
やっと登った時には、
苦しかった分、嬉しさは倍増です‼️
(*゚∀゚*)
あたたかく見守ってほしいです。
練習が足りないんじゃないの?
何泣いてるの?
泣いたら弾けるようになるの?や、
そんなに嫌なら止めれば?
別のところしたら?
先生に弾けませんでした、って
言ってあげるから大丈夫よ、
いえいえ、
何も言わず。
ただ目を向けてあげてください。
終わった時には、
おやつでも食べる〜?
一緒に食べたくて待ってたんだ、
くらいで充分です。
お子さんはただ今成長中、ですから、
お母さんも一緒に成長していきましょう。
年齢は関係なく、先生も今でも
苦手と向き合ってますよ。
やればできる、
やらなきゃできない、
ピアノは素直でシンプルなものです。
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