2020.02.17
練習しないのは先生にも原因?
こんにちは。
能美市のピアノ教室、いしくらピアノ教室です。
ピアノを習っている生徒さんのうち、どのくらいの子が練習を頑張っているでしょうか。
3パターンくらいに分かれます。
①毎回こちらの想像以上にやってきて驚かされる!すごい頑張っていて、どんどん成長している。
②ムラがあって(^^;) 例えば、好きな曲だと頑張る、新しい曲になると出来ない、出来たり出来なかったり。
③毎回練習不足。怒っても、突き放してもケロリ、です。
上達しないので、1曲を1か月もやっていて、飽きているのに出来ない。(ピアノには元気に挨拶して来る、なぜ?!(・・;)
やはり、①は2から3割の子、②がわりと多くて、③は1から2割の子。
問題は③の子です。
さて、どうしていこうか。
おうちの方に声かけの協力や、具体的に、
じゃあ、いつなら練習できる?と、練習時間を確認したりしますが、
絶対弾けたら楽しくなるから、とにかく少しでも弾いてきて?と声をかけたり。
どこかに、本人のやる気スイッチがあって、小さいうちはお母さんや先生がスイッチを押すのを手伝う、促す感じですが、
ある程度の年齢になった時に、もう、本人でしかスイッチが押せない深いところにあって、自分から、がないと難しいです。
結局、小さいうちの『弾けたら楽しくなるんだ!』の成功体験が、大きくなった時のスイッチに何かしら影響しているようなイメージです。つながってます。
練習しない理由を聞いて、
気分的なことか、練習しても上達している実感がないとか、
練習しても誰にも褒めてもらえてない(子どもの承認欲求)、
時間がない物理的なことか、やり方が違うから大変すぎたかを見極めて、一緒に考えていかないといけないです。
ある意外な一言や、何気ない事がきっかけになって、練習頑張ったりと、変わる子もいます。
練習は大変だけど上達してるのはわかるよ!頑張ったね〜!良くなってる!良いよ〜!
と、レッスンでは少しでも伸びている所があればそこをしっかり見て、声かけていきたいです。
練習しないのは子ども本人のせい(だけ)ではなくて、環境、生活リズム、他の習い事のこと、時間、やる気、曲がなんとなく嫌いで楽しくない、お母さんが下の子にかまっていて寂しい、、、など原因が色々重なっているように思います。そこに、先生、も。
①解決策を教える、考える、
②具体的な練習方法を教える、
③これは何ができたら合格になるとポイント、ねらいを伝える、
④練習してきたら、大袈裟に褒める^^喜ぶ、認める、練習したらこんな良い事があったね、と認識させる。
練習したくなるような声かけ、指導をやっていかなくては(^○^)