2020.01.18
自分の”指の体力”を知ること
こんにちは。
能美市のピアノ教室、いしくらピアノ教室です。
これを過信したり見誤ると、オーバーワークで疲労から腕が腱鞘炎になる、指の怪我につながりかねません。
運動する時に運動を継続する力、どれだけ長い時間動けるか、で、体力と言いますね。
ピアノにも、体力がいります。集中力もいります。そして指にも指力というか、
指の体力があります。
指を長時間動かすとだんだん疲れます。疲労していくんですね。
弾き始めは元気!^^ですが、練習をしていくうちに指の体力は疲労していきます。具体的には、
①指のコントロールが利かなくなる、
②大きい音や和音でタッチが弱くなる、
③速く弾けていたが、テンポがおちて遅くなる、
④指が痛い、指がしびれる、
など。
そこで、体力をつける時はどうしますか?だんだん時間を伸ばしていったりして、少しずつ負荷をかけていく、、無理せず体の状態をみながらやりますね。
ピアノもそうで、30分練習の子が、いきなり3時間弾くと危険です。同じ曲を30分練習の最後の演奏と、3時間の最後の演奏に弾いたとして、どちらが良いかは考えれば分かります。
ただ、指の体力をつけていくことも大事です。習い初めは短い曲から始まり、上達と共に曲が長くなるにつれ自然と練習時間も増え、いつの間にか指の体力はついていきます。
問題は自分の指の体力のキャパ以上にしない事です。過信しすぎたり、痛いなと思っても続けたりせず、疲労は怪我につながりかねませんので、練習をそこで止めたり休んだり、時間を分けて練習したりしましょう。
指が疲労して、上手く弾けない→イライラ→集中できない→嫌になる、、と悪循環になります。
3時間、4時間と練習する人は、いつもがだいたいその時間で、その人も少しずつ時間が増えて指の体力がついてきたので可能なんです。
私もやれる!と簡単には真似できないですね。
疲労と回復を繰り返して、自分の指の体力を知りましょう。長くピアノを楽しむためのコツになります^^