2024.02.10
音楽性の違いを楽しむ
こんにちは
能美市ピアノ教室、
いしくらピアノ教室です。
いくら世界的に有名で、
大人気のピアニストがいても、
その方の演奏があまり好きじゃない、
という事がある。
(自分は弾けないくせに、
上から目線になってしまうが💦🙇)
『音楽性の違い』
というやつです。
美術館に行って、絵画🖼️を
見るとします。
同じ絵を見ても、
⚫︎好きだなあ!という人と
⚫︎まあまあ好きかな、と、
⚫︎普通かな、
⚫︎あんまり好きじゃない、
⚫︎全く好きじゃない、
と、人によっては感じ方が
違うように、
芸術は個性を大事にするので、
そこが自分と合う、合わない、で、
好きか、好きじゃないに
どうしても分かれる。
音楽も、
同じ曲でも10人弾けば10通りの
演奏になるし、
(大まかな部分は同じでも、
細かいニュアンスや音色、表現は
違っている)
聴く人のそれぞれの評価も
バラバラになる。
つまり、
私好みなら好き、になる。
はっきり言うと、
音楽性が一致すると、
それは好きな演奏、
となる。
私もプレイヤー側なので、
演奏者と同じ立場にいる。
音楽はゆらぎを作っていくもので、
そのゆらぎが自分と同じ波動の演奏が
好きだ。
(それら全てを音楽性という)
例えば…
⚫︎クレッシェンドのかけ方、
⚫︎リットのかけ方、
⚫︎ブレス、間の取り方、
⚫︎テンポの揺れ、速さ、
⚫︎音量のバランス、
⚫︎音色、タッチ、
⚫︎ペダル、、
細かい話になるが、
それら一つ一つが、
ピアニストによって
微妙に違う。
その音楽性の違いを楽しむのに、
楽しめるゾーン、グレーゾーン
が存在する。
グレーゾーンには、
ここまではまあまあいいが、
これ以上は嫌だな(u_u)
という見えないラインがある。
そのグレーゾーンは、
曲によって変わったり、
聴く人の年齢や気分によって
変わったりするので、
ちょっと気まぐれである😅
(初めは好きじゃなかったが、
繰り返し聴いていると好きに
なったり、
年齢を重ねてから久しぶりに聴くと、
今はそんなに嫌いじゃないとか)
説明が難しいが、
だからこそ
音楽は魅力的なんだ、
といえる。
みんなが好きは、
自分も好き、ではない。
それを理解して、
音楽性の違いを
楽しんで欲しいですね!
息を合わせて弾くよ〜^^